我が家の次男のびたがあまりに小さいことから、3歳の定期検診で先生に相談したところ、確かに同年代の他の子よりも小さいということで、お医者さんに相談したほうが良いという話になりました。
その後、先生との相談の結果、成長ホルモン分泌刺激試験をして、ちゃんと成長ホルモンが分泌されているかを確認することになりました。
先日、その結果を聞きに病院へいってきました。
結果から言うとタイトル通りのびたは低身長症とは認定されませんでした。
成長ホルモン分泌刺激試験は、成長ホルモンの分泌を促す成分を注射、もしくは飲んで、時間経過による成長ホルモンの分泌量を計測する試験となります。
30分後から、120分まで計4回の計測を行うのですが、その中の一度でも基準値を上回ると、問題ないということで、治療対象からは外れてしまいます。
成長ホルモン分泌刺激試験の基準値とは?
成長ホルモン分泌刺激試験で測るのは、血中のGH 濃度。
GHとは成長ホルモンのことで、血中の成長ホルモンの値が 6 ng/mL 以下の場合に、成長ホルモン分泌不全性低身長症として診断されることになります。
のびたは、この基準値をアルギニンでは1回、L-DOPAでは、2 回上回っていたので治療対象としては認定されませんでした。
成長ホルモン分泌刺激試験で使われる試薬としては、
- アルギニン
- L-DOPA
- インスリン
- クロニジン
が、あるのですが、この中でもアルギニン、L-DOPAが比較的反応が鈍い、言い換えると数値を下回る可能性が高い試験薬のようです。
のびたは、このアルギニン、L-DOPAで基準値を上回っていたので、他の試験薬を使っても結果は期待できないでしょう。
成長ホルモンが問題なく分泌されている
と、ここまでなんだか残念な結果的な話の雰囲気になっていますが、成長ホルモンが問題なく分泌されているということは、のびたの成長ホルモン分泌機能(脳の機能)に問題がないということだったので、本来は喜ばしいことです。
でも、成長ホルモン療法を取ることで身長の伸びは違ってくるという話を聞いていたので、治療として受けることが出来ないのはやっぱり残念です。
うれしいんだか、残念なんだか複雑な気持ちになりますが、低出生体重児としてこの世に生まれてきたのびたが健康であるということだけでも、やっぱりこれは感謝しなければなりません。
と、言いつつもやっぱり私たち親子の身長を伸ばすための方法を追求する旅は続きます。
まとめ
のびたが成長ホルモン分泌刺激試験を受けるまでと、入院記録の記事をまとめました。
低身長のお子さんの検査の際の参考になると幸いです。
まず、低身長症の疑いがあることを確認したところから始まります。
今はWebサイトで簡単に低身長症のチェックが出来ます。そのサイトも以下の記事内でご紹介しています。
そして、話が一気に進んで検査を受けるようになった際の記事がこちらです。
以下の記事は二泊三日の成長ホルモン分泌刺激試験の日記です。
お子さんが成長ホルモン分泌刺激試験を受ける際の参考にしてくださいね。
ちなみに今回の結果でもう成長ホルモン治療ができなくなったかいうと、実は治療ができる可能性が残されています。
そのお話はあらためて。
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