身長を伸ばすために必要な物質として重要なのがタンパク質です。
タンパク質という言葉は聞いたことがあると思いますが、実際にどのようなものなのか?というところまで知っている人は少ないと思います。
身長を伸ばすために必要な重要なものなので少し詳しく知っておきたいところですね。
タンパク質の正体はアミノ酸だった
タンパク質の構成要素はアミノ酸です。
アミノ酸という物質が20種類ほど結合してタンパク質になっています。
タンパク質自体は人間の体の至る所に存在していて生命活動を支えてくれている、と~っても大切な物質なんですね。
そのタンパク質を作っているアミノ酸ですが、名前くらいは聞いたことがあると思いますが、実は構成している分子は炭素、水素、窒素、酸素なんです。
なんだかどれも実体のないものでよくわからないものなんですね。
そして、タンパク質を作っている20種類のアミノ酸ですが、これまた体内で合成できる11種類のアミノ酸と、体内では合成できないため食事などから摂らなければならない9種類のアミノ酸とで構成されています。
タンパク質、アミノ酸は体にたまらない
なお、アミノ酸は体の中で使われたあと不要になると、肝臓経由で尿として排出されるので体にたまることはない物質なんです。
なのでダイエットをするときにタンパク質は減らす必要はないんです。減らしてもダイエット効果を得ることができませんから。
逆に生命維持に重要な要素なのでしっかりと摂る必要がある物質です。
あの2ヶ月コミットのライザップなんかでもタンパク質は減らしてないはずです。
ダイエットで減らすべき物質は、脂肪と炭水化物ですね。
タンパク質を減らすということは、愚の骨頂とまでは言わないまでも、とてもおすすめできるものではありません。
と、ここまでタンパク質の正体に迫ってみましたが、当ブログで取り上げている理由は当然身長を伸ばすのために影響をする要素としてのタンパク質です。
ここからは「身長を伸ばすことに影響するタンパク質」に絞り込んでいきます。
伸長を伸ばす作用があるタンパク質とは?
タンパク質の構成されている要素で一番「身長を伸ばす」「背を伸ばす」要素は何なのかというとそれは
グリシン
という物質なんです。別名グリココルなんて呼ばれる物質。
グリシンなんて聞いたことないと思いますが(少なくとも私は聞いたことありませんでした)、アミノ酸の中で一番単純な構造をしているものの、身長を伸ばす作用を持ったとても優れている物質なんです。
私たちはこいつ、いやこの方を知っておかなければなりません。
超重要物質であるグリシンですが、DNA、RNAといった遺伝情報を持つ物質の原料となるもので、このあたりが背を伸ばす働きをするということです。
これ以上難しい話はおいときまして、要するに、このグリシンを多く含む食材を食べることが、すなわち身長を伸ばす効果を得ることができるということになります。
ふ~、やっとこさ、ここまでたどり着けました。
では、そのグリシンを多く含む食材のご紹介です。
グリシンを多く含む食材とは?
グリシンは多くの種類があるタンパク質の中でも、わずかな量しか含まれていないのですが、コラーゲンに多く含まれていることが確認されています。
でも、「コラーゲンを食べる」ことは出来ませんので、食材としていただくわけですが、どんなものに多く含まれているかという例を挙げると
- 鶏の軟骨
- 牛スジ
- 豚足
- 牛のひき肉
- 豚のひき肉
- 鶏のむね肉
- 牛レバー
- 鶏のもも肉
- 牛サーロイン
- 豚ロース
- ヤギ肉
- くじら肉
- 豚舌
- 牛ハツ
- 牛タン
- 牛リブロース
- エビ
- ホタテ
- イカ
- カニ
- カジキマグロ
なんかに比較的多く含まれていることが確認できています。
ここまで見ていただければわかると思いますが、グリシンが多く含まれている食材はやっぱり「肉」なんです。
みなさんの「やっぱりね~」、という声と共に
お ♪ に ♪ く ♪ お ♪ に ♪ く ♪
というサシャ(from 進撃の巨人)の声が聞こえてきそうですが、やっぱりという感じで、タンパク質の代名詞であるお肉に多く含まれていることが確認できました。
お肉好きの西洋人の背が高いこともこれで納得できそうです。
まとめ
身長を伸ばすために重要な栄養素タンパク質はアミノ酸だった。
そのアミノ酸の中でもグリシンが身長を伸ばすことに関しては重要な物質。
グリシンが比較的多く含まれる食材はやはりお肉だった、ということです。
ちなみにお肉も脂肪分が多い部位だとカロリーが高くなってしまうので、ヒレ肉や鶏の場合はササミなんかがおすすめです。
小さいうちからお肉を食べさせたいところですが、「うちの子は偏食、少食で・・・」とお困りのママにはサプリで補給するのもおすすめです。
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