うちの娘は水泳をしています。
ちょっぴり泳ぎが速かったので、コーチに声をかけられ選手育成コースにいるのですが、この練習がなかなかハードです。
そんなところに「水泳をしていると身長が伸びない」なんて話を耳にしたのでちょっと気になってしまいました。
確かに娘は小学校4年生にもかかわらず127cmと、平均身長136.3cm(9歳11ヶ月)と比べると10cm近くも小さいのです。
女の子の平均身長データはこちらをご覧ください。
もしや、これは水泳のせいで背が伸びなくなっているのでしょうか?
今回は、水泳と身長の伸びについて解説しています。
水泳をすると身長は伸びなくなるのか?
本当に水泳をすると身長が伸びなくなるなんてことがあるのでしょうか?
そもそも人間の身長が伸びる理由は、骨が伸びるから。
骨の端にある骨端線が刺激され、骨芽細胞が増殖して骨が伸び、身長が伸びています。
このあたりの骨端線について詳しく知りたい場合は以下の記事をご覧ください。
これは知っておかないと。身長を伸ばすカギを握る骨端線(こったんせん)とは?
スポーツをする場合、極端に関節に負荷がかかるウェイトリフティングなんかは身長の伸びを阻害してしまう可能性があると言われています。
ですが、水泳については重力がかからなくなるので、身長が伸びなくなるどころか、むしろ身長を伸ばすために最適なスポーツといえるはずです。
まぁ、「これをやれば身長が伸びますよ」というスポーツはありませんが、あえて言えば骨に対してのマイナス負荷がかかるものが良いと言われています。
マイナス負荷とは、常に重力がかかっている関節に対して負荷がかからなくなる状態で、ジャンプをしたり、伸ばしたりすることです。
水泳は重力がかからない状態で体を動かすスポーツですので、強力なマイナス負荷がかかるわけではありませんが、やはり身長が伸びない、ではなく伸びる可能性のほうが高いスポーツだと言えそうです。
水泳で背が伸びる!では、低身長となる原因とは?
こう考えると水泳で身長が伸びなくなることはなさそうです。
では、どうして水泳で身長が伸びなくなると言われるのでしょう?
水泳以外に原因があるのではないでしょうか。
ということで、子供の身長が伸びない原因を考えて見るとこちらの記事でもご紹介したとおり、
少食の影響によるものがかなり大きい
わけです。
この記事でも詳しく書いた通り、偏食で好き嫌いが多い子供は十分な栄養を摂ることが出来ずに、身長が伸びる時期に十分伸ばすことができないことが多くなります。
これを裏付けるものとしては、75年くらい前と現代では平均身長に10センチ以上の差があるのですが、これはひとえに十分な栄養を摂れていなかったからです。
うちの娘も少食です。ついでに次男ののびたも少食で、こちらは低身長症の恐れがあります。
まぁ、今回はのびたはおいといて、娘の方の話ですが、はっきりと言えることは、水泳はかなり激しいスポーツなのでその分栄養を必要とする、ということです。
なので、その分の栄養をしっかりと摂る必要があります。
なるほど、このあたりに水泳で身長が伸びなくなるという言われているヒントが隠されていそうです。
水泳をしていると身長が伸びなくなると言われている理由
成長期にかかわらず、成長を続ける子供にはとてつもなく栄養が必要です。
中でもタンパク質が重要ですが、その他の栄養素もバランス良く摂る必要があります。
偏食で好き嫌いが多い子供の場合は、どうしても栄養バランスが崩れてしまうので、成長ホルモンの分泌に影響が出たり、身長を伸ばすための栄養素が不足する場合があります。
しかも、激しいスポーツなんかしていたらなおさらです。
スポーツをしている子は、スポーツをしていない子供より、当然より多くの栄養素が必要となります。
これは水泳に限る話ではないのですが、激しいスポーツをしていると体を動かすことにエネルギーが消費され、身長を伸ばす側に栄養が十分行き渡らない可能性があります。
なので、スポーツをしている子は、その分たくさん食べる必要があります。
で、一番最悪なのが、疲れきって食事をしないで寝てしまうパターン。
うちの娘の場合、これが結構当てはまるんです。
普通に3キロとか5キロとか泳いで帰ってくるのですが、もうクタクタ状態で、下手をすると食事もせずにソファでテレビを見ながら寝てしまっていたりするんですね。
これをやってしまうと栄養不足で身長が伸びなくなってしまいます。
よって、
水泳をすると身長が伸びなくなるのではなく
水泳をしてクタクタになって
食事もせず寝てしまうことを繰り返すと身長が伸びなくなるんです。
その証拠に、水泳選手の身長ってみんな高いと思いませんか?
別に水泳をしているから背が低いなんてことはないんです。
まとめ
うちの娘が少食というのもあると思いますが、人間ってあまりにクタクタになると食事すら摂らなくなるんですね。
食事から栄養を摂るのがベストですが、そんなときはせめてサプリとかプロテインで栄養を補給してあげる必要があります。
ということで、我が家では娘にジュニアプロテインを飲ませるようにしています。
ジュニアプロテインにもいろんな味がありまして、うちの娘はここに対しても好き嫌いを言ってくるので、、、まずは少量のものを買ってからにすることをオススメします。
ちなみに以下の私の失敗談のように、大容量のものを買って失敗しないように注意してください。
ジュニアプロテインを選ぶ際のポイントは以下の記事にしています。参考にしてくださいね。
ちなみにサプリを飲ませるのであればアルギニンが含まれているものにした方が良いですよ。
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