剣道をすると背が伸びない、という話を聞いたことありますか?
剣道をすると身長が伸びなくなると言われる理由は、
「重い防具を付けていてその防具が身長の伸びを妨げてしまうから」
ということからのようですが、実際、重い防具を付けると身長が伸びなくなると思いますか?
剣道の防具の重さはだいたい5kg程度。
そのくらいの重さの防具を付けたところで、身長の伸びを阻害することなんてありません。
それに、身長は寝ている間に一番良く伸びますので、剣道に限らずスポーツをすること自体が、身長に対して悪い影響を与えることはまずありません。
とは言え、
スポーツはどんなものでも身長の伸びに影響がないのか?
というと、そうも言い切れないところがありますので、そちらについて説明していきます。
激しい運動をすると身長が伸びなくなる?
皆さんも激しい運動をすると身長が伸びなくなるという話を聞いたことがあると思います。
その理由としてはこういうことがよく言われています。
「練習がハードなスポーツをすると筋肉がついて、それに応えるように身体は、男性ホルモンをたくさん分泌します。
男性ホルモンは骨の成長を早めますが、早くに伸び止まってしまい、結果として低身長になる可能性もあります。」
もっともらしい内容ですが、このサイトをご覧いただいている方であればご存知のように、骨の成長を止めてしまうのは、男性ホルモンではなく、女性ホルモンです。
よって、思いっきり外れた内容なのですが、この手のイメージってかなり浸透していて、かういう私もこの説を信じていた一人でした。
でも、こちらの記事でもご紹介している通り骨の成長を止めるのは、男性ホルモンではなく、女性ホルモンです。
よって、
激しい運動≠身長が伸びない
ということです。
重いバーベルを持ち上げたりするウェイトリフティングは背が伸びなくなる?
運動でも注意が必要なものもあります。
重いバーベルを持ち上げたり、ダンベルで行う筋力トレーニングは、身長の伸びに対してあまり良い影響は与えません。
骨が伸びるのは骨の端にある骨端線が成長して伸びるのですが、この骨端線は軟骨の一種です。
そのため、過度なウエイトトレーニングで、外部から圧力や重力を強く与えることはおすすめできません。
ウェイトリフティング以外にも身長の伸びに悪影響を与える運動がありますのでご紹介します。
うさぎ跳びをすると身長が伸びなくなる?
最近はうさぎ跳びをしている人を見かけることはありませんが、うさぎ跳びは膝に対して強い力がかかりますので、あまり好ましいとはいえません。
ただ、短時間の軽い回数であれば準備運動として悪いものではありません。
ウェイトリフティング、うさぎ跳びなどは身長の伸びを阻害する可能性があると言えばあるとは言えるのですが、身長の伸びに対して重要なのは運動やスポーツの種類よりも「それ以外の要因」なので、そこを説明します。
身長が伸びなくなってしまうのは運動ではなく栄養不足
身長の伸びを鈍らせる要素として気にしなければならないのは、スポーツの種類ではありません。
激しい運動をしているにもかかわらず
十分な栄養を摂れていないこと
による要素のほうが圧倒的に大きいのです。
うちの娘も水泳をやっていますが、選手育成コースというものに入っているので、週に5回の練習で多いときは一日5キロ!とか泳いでいます。
これだけの運動をすればそれなりのエネルギーを必要としますので、食事からしっかりと補う必要があります。
でも、あまりに疲れてしまって食事も摂らずに寝てしまうことがあるのです。
こういうことをしていると、栄養不足から身長を伸ばすための栄養が体に十分に行き渡らず身長が伸びなくなってしまうのです。
栄養としても、からだを成長させるよりも「体力を維持するだけ」で精一杯という状態になるわけです。
口を酸っぱくして「食べなさい!」と言い続けてはいるのですが、なかなか言うことを聞いてくれません。
食事が難しい場合はせめてジュニアプロテインだけでも、とは思うものの、口に合わないとか、なんとか言ってなかなか飲んでくれないので困ってしまっています。
そう、このSAVASのジュニアプロテインのように。
もし、あなたもお子さんがなかなか食べてくれないとお悩みなら、お菓子みたいに食べられるサプリメントがよいかもしれません。
おいしく食べられるタブレットとしては、もはや定番と言えるノビルンがおすすめです。
好き嫌いが多かったり、なかなか言うことを聞いてくれない子の場合は、買ったはよいが結局食べないなんてこともありえるので、最初からあんまり高いものに手を出すのはオススメ出来ません。
その点、ノビルンであれば値段も手頃なのでおすすめできます。
以下のページでもおすすめの成長サプリを紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
コメント