背を伸ばすために必要なホルモンとして成長ホルモンてのがあるのだけど聞いたことある?
うーん、名前くらいは聞いたことがあるけど、実際にはどういうものかわからないわ
そうだよね、目に見えるものではないし、あまりピンとこないよね。でも、これを知っておくこと
そして、この成長ホルモンを出す方法を知っておくことで、子供の身長の伸びに影響する話なので親としては理解をしておきたいね。
そうね、成長ホルモンを出す方法があるのであれば、知っておかないと損した気分になるわね。
身長を伸ばす成長ホルモンを出す方法
身長を伸ばすために重要な物質である成長ホルモン。
でも、そもそもホルモンとはなんなのか、というところからちょっと理解しておきましょう。
ホルモンという名前は聞くと思いますが、
「ホルモンについて説明をしてください。」
と言われたら、ほとんどの人が説明できないと思います。
私もホルモンと言われても「ホルモン焼き」くらいしかイメージできません。
ホルモンは生きるために必要な物質
このホルモンですが、生命の維持に欠かせない物質なんです。
と、言われてもピンとこないですよね。
難しい言葉で説明すると
「体内の特定の器官によって合成・分泌され、血液を通して体中を循環し、前記器官とは異なる特定の器官で効果を発揮する生理活性物質」
引用:なぜ「あと5センチ」背が伸びなかったのか?
ということになります。
目に見えるものではありません。
また、その役割は体内の特定の器官の働きを調整するためのとっても微量な物質で、栄養素とはちょっと違う、ということになります。
うーん、わかったような、わからないような、というところでしょうか。
そんな状態のまま説明を続けてしまいますが、このホルモンは分子量によって2種類に分けられます。
- 低分子量ホルモン
- 高分子量ホルモン
です。
これは、分子量が1000以下であれば低分子量、1000より多ければ高分子量ということで分類されています。
低分子量ホルモン、高分子量ホルモン
低分子量ホルモンの代表的なものとしては、
- ステロイドホルモン
- アミノ酸誘導体ホルモン
- 脂肪酸誘導体ホルモン
高分子量ホルモンの代表的なものとしては、
- タンパク質ホルモン
- ペプチドホルモン
があげられます。
高分子量ホルモンの中でも分子量が多いホルモンがタンパク質ホルモン、少ないのがペプチドホルモンとなります。
成長ホルモンはというと、低分子ホルモンに分類されるものですが、特にそれは重要な話ではありません。
成長ホルモンとは何ものか
少し話がそれましたが、ホルモンとは人間が生きていくうえで大切な物質であることがお分かりいただけた?と思います。
そこで、成長ホルモンです。
その名の通り成長を促すホルモンのことですが、これはどこでどのように作られるのでしょうか。
成長ホルモンは脳の視床下部の下垂体で分泌されます。
成長ホルモンは血液の中を移動して骨の末端にある骨端線(軟骨)の成長を助ける力があります。
これによって、骨が伸びて子供の身長が伸びるわけです。
背が伸びるのは骨が伸びるというわけですね。
でも、思春期までにこの骨端線(軟骨)はほとんど骨に変わってしまうため、骨を伸ばすことが出来なくなり、身長の伸びも止まってしまうことになります。
ということで、この成長ホルモンを沢山だせば、身長が伸びる可能性が高くなるわけです。
成長ホルモンを出す方法
お待たせしました。
では、その成長ホルモンを出す方法です。
実は病気でない場合以外、成長ホルモンは普通にしていても分泌されるものです。
ただし、その成長ホルモンの分泌を阻害するものがあります。
それは、
- 栄養不足
- 睡眠不足
- 生活の乱れ
- ストレス
などです。
成長をする時期に、お菓子ばかり食べていたり、偏食だったり、また、夜更かしが多く生活のリズムがバラバラ、そして様々なストレスを抱えていたりするとそれだけで成長ホルモンの分泌は阻害されてしまいます。
また、最近は小学生でもダイエットをするような子もいるようで、そうなるとせっかくの成長期に栄養が不足して身長が思うように伸びない、なんてことにもなりかねません。
ということで、親としては、成長ホルモンを出す方法を考えるよりも、子供の成長を阻害する要因(すなわち成長ホルモンの分泌を阻害する要因)を極力排除してあげることを考えてあげることが重要ということですね。
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