低身長となると原因は乳幼児時期の栄養不足がかなり大きですが、栄養不足などが原因ではなく病気という可能性もあります。
私たち親としてはそのあたりも意識して子どもたちの成長を見てあげる必要があります。
以前の記事では身長が伸びない7つの理由を紹介しました。
今回は病気を含めたもので身長が伸びない10種類の原因についてご紹介します。
いくつかのタイプがある背が伸びない(低身長)10種類の原因とは?
体質的な低身長
体質的に身長が低いもので、特に病気ではありません。極端な低身長になることはありませんが、なかなか対策がないので困りものではあります。
アルギニンや低カロリー、高タンパク質などを考えてあげる必要があります。
思春期が来るのが遅い
高校生になって急激に背が伸び始めるタイプです。思春期の開始時期が遅めと言うだけで病気ではありません。
思春期の発来時期が遅いほうがそれまでに稼げるので、最終身長は高くなることもあります。
栄養不足
単に影響が不足しているために身長が伸び悩んでいるタイプで、病気ではありません。
しっかりと栄養を摂ることで背は伸びていきます。
心理的、社会的要因
現代社会の複雑化や家庭崩壊、学校生活でのストレスなど、精神的な問題で背が伸びないタイプで病気ではありません。
が、精神的な障害を取り除いてあげなければ身長の伸びは期待できません。
低出生体重児
うちののびたもそうですが、低出生体重児として生まれた場合、スタートが小さいので、そのまま低身長で終わることがあります。
これは病気ではありませんが、普通のこどもより小さくなってしまう可能性があるので、特に気にして上げる必要があります。
思春期早発症
思春期の発来が早いタイプです。これは遺伝による影響もあるようですが、病気とはいえないのでなかなか微妙な扱いです。
明らかに早すぎるという感じた場合は、早めにお医者さんに相談したほうが良いです。
染色体の病気
低身長の女の子に見られる「ターナー症候群」という染色体異常の一つ。
正常女性は性染色体がXXの2本に対して、1本しかない事によって発生する。この場合は低身長となることがほぼですが、成長ホルモンの投与によって背を伸ばすことが可能です。
骨の病気
これは病気なので治療が必要です。お医者さんに相談しましょう。
ホルモンの病気
成長ホルモン「分泌不全生低身長症」や「甲状腺機能低下症」などが原因の場合もあります。
内臓の病気
慢性腎不全の場合には成長ホルモンの投与が効果的です。
まとめ
病気の場合には間違いなくお医者さんに相談する必要があります。
問題は病気ではない場合です。お医者さんに相談しても、普通は何もしてくれない(できない)ので、ここは親としてできることを出来る限りしてあげることを考えなければなりません。
特に成長ホルモンの分泌については、アルギニンが効果的であることが分かっています。
成長ホルモンの分泌を促すアルギニン。アルギニンで本当に背が伸びる?
食事からの摂取にも限界がありますので、そのときはサプリを使っても良いと思います。
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