思春期発来する時期はその子によって違います。早い子も入れば、遅い子もいます。
平均すると男子で11歳半、女子で10歳くらいと言われています。
学年で言うと男子は5年から6年生、女子が4年から5年生ですね。
この時期になると思春期がいつ始まってもおかしくない時期といえます。
思春期を知らせるサインとは?
それでは思春期が来たことはどのように判断することができるのでしょう。
これは男女で思春期を知らせるサインが異なります。
男の子の場合は睾丸が大きくなってきます。女の子の場合は胸が大きくなってきます。
女の子の胸の方はまだしも男の子の睾丸はちとわかりづらいですね。
常にタマタマの状態をチェックしているわけではないので、大きくなってきたかなんてわからんよ、というところですが、目安としては小さかったタマタマがうずら卵くらいまで大きくなるようです。
一緒にお風呂に入っているようであれば「ふんず」と握ってみることで測ることはできそうですが、小6とかだとあまり一緒にお風呂に入っている子はいないかなぁと。
でも、ここだけの話うちのにいにいは小6ですが、いまだにママとお風呂に入っていますが。。。
私も時々一緒に入ることがありますが、若干大きくなってきてますね。
なので、思春期に入ってきているようです。
ということからにいにいの場合はここ2年が勝負時ですね。
思春期早発症とは?
うちのにいにいは平均的なタイミングでの思春期の発来と言えそうですが、なかには異常に思春期が来るのが早い子がいます。
男の子でも9歳未満、女の子なら7歳未満で思春期が発来してしまう「思春期早発症」という病気の一種になるので、この場合は思春期の開始を遅らせる治療を受けることができます。
気持ち思春期が来るのが早い場合
思春期早発症くらい思春期が来るのが早ければわかりやすいのですが、やっかいなのが気持ち早めのパターンです。
思春期が早く来る子の傾向としては、小学校の3年、4年あたりで急に背が伸び始めるという特徴があります。
今まで背の順が前の方だったのに、急に背が伸びてごぼう抜き状態になったら注意が必要です。
「成長期が来たわよ」と喜んでいる場合ではなく、「思春期が来るのが早すぎるんじゃないかしら?」と心配をしたほうが良いです。
思春期が始まるサインとは?
思春期が始まるサインは男の子の場合は睾丸が大きくなり、女の子の場合は胸になんらかの変化が出てくることはすでに述べたとおりです。
このような体の変化は脳から性腺刺激ホルモンが分泌されるために起こるものです。
性腺刺激ホルモンの影響を受けて性器が発育し、男性ホルモン、女性ホルモンの分泌が高まることで大人の身体に変化していくのです。
女の子の場合は初潮、男の子の場合は声変わりを思春期の開始のタイミングと思っている人が結構いるのですが、これ実は思春期の終わりの頃に現れる現象、変化なんです。
なので初潮や声変わりが始まったら思春期の後期なので、急いで背が伸びるための施策を打たなければならないのです。
男女それぞれの思春期の目安をご紹介します。
男の子
- 前期:睾丸が大きくなる(うずら卵くらい)
- 中期:体毛が濃くなる(ワキ毛、陰毛、ヒゲが生えてくる)
- 後期:声変わりをする
女の子
- 前期:乳房がふくらみ始める
- 中期:ワキ毛、陰毛が生えてくる
- 後期:初潮が始まる。皮下脂肪がついて身体が丸みを帯びてくる
確実に思春期を把握したい場合
思春期の開始を確実に把握したい場合は、採血をして血中の性腺刺激ホルモン、男性ホルモン、女性ホルモンの濃度を調べてみればわかります。
ある程度詳しいお医者さんに相談してみてくださいね。
思春期と身長の伸びの深い関係性はこちらの記事もご覧くださいね。
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